歴史学IC 
SAITO TORU
齋藤 融 
2単位 
1〜4年 
前期 
対外交渉史(東アジアの中の日本)

近代における国家間の通交とは質的に異なるが、前近代においても様々な形で国家間の交渉は行われていた。古代から中世前期にかけて(〜14世紀)、日本は中国王朝を頂点とする東アジアの国際的秩序のもとで国際関係を取り結んでいたが、それが如何なる様態のものであったかについて概観し、日本史に対する機会を深めることを目標とする。  

評価方法: 論述試験と平常点

テキスト名: 西嶋定生『古代東アジア世界と日本』岩波書店、2000年
必要に応じて参考文献は講義中に紹介する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.ガイダンス
2.魏志倭人伝
3.倭の五王
4.遣隋使
5.百済救援の役
6.遣唐使
7.新羅と渤海
8.遣唐使廃止とその後
9.日宋貿易
10.元寇