基礎演習-33 
MATSUI KEIKO
松井 佳子 
2単位 
1年 
後期 
現代社会のイシューをどう捉えるか

大学生になると、これまでの家庭と学校を中心とする生活からもっと広い世界に目を向ける必要がある。21世紀に入り世界はグローバルな交流による均質化が広がる一方で異質化や固有化も進んでいる。どんどん複雑になる現代社会のさまざまなイシュー(例えばテキストの項目からひろってみると、「アイデンティティ」「グローバリゼーション」「いやし」「パレスチナ問題」「少子高齢化社会と家族」「責任」「アジア理解」「ジェンダー」「Jポップ」など)をとりあげ、自分自身の問題意識を抽出してテーマを決め、論旨をまとめる際の基本的筋道をどのように組み立てていけばよいかを、実際にプレゼンテーションと原稿執筆(ドラフトから最終稿まで)を通じて訓練を行う。「考えること」と「書くこと」の練習である。  

評価方法: 出席点、平常の授業における学習態度、プレゼンテーション、および提出物などを総合的に判断する。

テキスト名: 神戸女学院大学文学部総合文化学科 編『知の贈りもの:文系の基礎知識』冬弓舎、2002年
小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書、2002年

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.授業紹介:「基礎演習」とはどういう授業か。授業の運営方法の説明
学生の自己紹介
2.「考えること」と「書くこと」
3.プレゼンテーションとディスカッション 1
4.プレゼンテーションとディスカッション 2
5.プレゼンテーションとディスカッション 3
6.プレゼンテーションとディスカッション 4
7.プレゼンテーションとディスカッション 5
8.論文作成について
9.アウトラインの検討(論旨と章立て)
10.プレゼンテーションとディスカッション 6
11.プレゼンテーションとディスカッション 7
12.プレゼンテーションとディスカッション 8
13.まとめ
14.  〃