基礎演習-31 
HIKASA KATSUSHI
樋笠 勝士 
2単位 
1年 
後期 
評論文をつくる

自分の意見や考えを他人に分かるように表現することは、大学の研究において、例えばゼミやレポート、そして(卒業)論文などにおいて重要であるのみならず、広く一般的に他人とのコミュニケーションにおいても当然深く関わるものである。この基礎演習では、このようなコミュニケーションについての広い見地から、自分の見解を、主観的に自己本位的にではなく、できるだけ客観的に論理的に表現できるようになることを目指す。そのために、政治・社会・文化・芸術などの様々な分野の事例を素材にして、それに対して自分独自の「言説」を作る練習をしたい。
今期は「映画」を見て、その評論文を書く練習をする。そのため毎回評論文の課題が出るので留意のこと。  

評価方法: 出席率・平常の学習態度・毎回の提出物などを総合的に判断する。

テキスト名: プリントを配布する。

注意事項: 出席しているだけではついていけないので注意のこと。また内容上人数を制限する場合もあり、その場合は初回出席者を優先するつもりである。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.序論:「評論文」とは何か:「批評」の本義
2.評論文の書き方:今後の予定
3.作品鑑賞1
4.評論文の評価1
5.作品鑑賞2
6.評論文の評価2
7.作品鑑賞3
8.評論文の評価3
9.作品鑑賞4
10.評論文の評価4
11.作品鑑賞5
12.作品鑑賞6
13.評論文の評価5・6
14.全体評価:今後の評論文・論文・レポート作成に向けて