スペイン語III 
YAGINUMA KOICHIRO
柳沼 孝一郎 
2単位 
3〜4年 
通年 
コミュニケーション・スペイン語

スペイン語は国連の公用語であると同時に、スペインおよびラテンマメリカ諸国など20カ国以上の国や地域、さらに米国のスペイン語話者ヒスパニックも含め、4億人ちかい人々によって話されているスペイン語はまさに「21世紀の国際語」といっても過言ではない。そうした観点から、実際にスペイン語でコミュニケーションがとれるようにすべく、すなわち「コミュニケーション・スペイン語」を念頭におき、担当者の今日までの大学教育におけるスペイン語教育および NHKテレビ・ラジオのスペイン語講座担当の経験・ノウハウを活かし、前期は、以下の内容で授業を進める。
前期
1)到達目標として、1・2年時で学習した事項を再確認し、さらに深化させ、スペイン語の運用能力を向上させ、スペイン語技能検定試験などを受験し、資格取得に努める。
2)スペイン語の学習においては動詞の活用の練習と理解がポイントとなるが、スペイン語でコミュニケーションをとるための4要素(読む・聞く・書く・話す)を念頭におきながら、スペイン語の文構造の理解を深める。
3)単語力、読解力を養成する。
4)学習事項:(1)時制(現在、過去、未来表現、完了時制を中心に)、(2)再帰動詞を用いた表現、(3)無人称表現、(4)接続法(直説法との比較、接続法の用法)、(5)命令法(肯定命令・否定命令)、(6)接続法過去を中心に。
後期
1)テーマ別の会話文を購読しながら、聞き取り能力および会話力(表現力)の向上をはかる。
2)スペイン語作文能力を育成する。
3)語彙力を養う。  

評価方法: 前期・後期とも各学期において、随時、実施するスモールテスト(5回実施 60%)、プレゼンテーションおよび
出席などの平常点(40%)を加味し、通年科目として総合的に評価します。

テキスト名: 柳沼孝一郎他『Plaza Mayor -Espanol comunicativo(プラサ・マヨール コミュニケーション・スペイン語)』朝日出版社、2003年
後期のテキストはプリントを使用します。

注意事項: 1/2年次で学んだスペイン語をさらにレベルアップさせ、運用能力を高めるためには予習・復習は必須条件となります。目的意識をしっかり持ち、積極的な授業参加を期待します。