交換留学体験記（ソウル市立大学）
山﨑安純（2023年3月～8月）
私は３年生の前期にソウル市立大学という大学に１学期間交換留学生として留学をしました。
私はそれまで海外に行ったことがなく、今回の留学が初めての海外生活となったので、初めは不安でいっぱいでした。しかし、いざ始まってみると、ずっと憧れていた韓国での生活はすべてのことが新鮮で、毎日が新しい発見であふれていました。留学が終わるころには、「まだ日本に帰りたくない！」と思うほど充実した、楽しい留学生活となりました。
留学で現地の韓国人や、他の様々な国から来た留学生たちとの交流の中で、コミュニケーション能力や積極性、チャレンジ精神が培われたと感じます。最初は間違えたり失敗したりすることが嫌で、なかなか話せなかったり、新しいことをするのに億劫になったりしていたのですが、チュータリングやバディプログラムなどの様々な活動に参加して、新しい人たちと知り合う中で、自分から声をかけることも増えていき、間違えてもいいから話してみようと、積極的に韓国語を話したり、わからないことはどんどん質問したりとできるようになりました。完璧を目指そうとせず、とりあえずやってみるというチャレンジ精神が身に付いたと思います。また、そうして韓国語を使うことでコミュニティが広がり、自分の世界が広がっていくのがとても嬉しく、楽しかったです。語学力だけでなく、自分自身が大きく成長することができた留学でした。非常にいい経験となりました。
私は今回の留学で、机に向かって勉強しているだけではわからないことがあるということ、実際に肌で感じて、直接体験することで初めてわかることがあるということを改めて実感しました。今留学に行くか行かないかを迷っている方がいらっしゃるのなら、私は留学に行くことを強くお勧めします。
山城沙樹奈（2019年3月～2020年2月）
皆さんこんにちは。私はアジア言語学科韓国語専攻に所属しており、2019年3月から2020年2月までの1年間ソウル市立大学に交換留学生として韓国に留学をしてきました。
まず、ソウル市立大学に交換留学する際、留学先大学の授業が年間通して受講ができるということで、語学堂に通いながら英語の単位の取得も可能というメリットがあります。しかし、基本的に語学堂との両立となると思いますのでこの場合、大学の方で受講可能な授業が時間的にとても限られます。履修登録を滞りなくするためにも事前に確認し目星を付けておく必要があると思います。私の場合、語学堂を4学期間メインとして通い、残りの午後の時間に前期に２つ後期は１つの授業で2年生の韓国語、英語の単位を埋めることができました。
ノートパソコンは、持っていく方が良いです。授業内で使う分にはiPadでも事足りましたがしかし、iPadでは大学から送られてくるファイルが開けない場合もありましたので、持って行くことをお勧めします。授業やTopicの申請、プレゼンの作成等にも役立つと思います。
初期は韓国人との交流の機会が少なさを嘆いていました。語学堂を主とし、大学では交換留学生向けの授業を取っていたため自然と関われる状況ではありませんでした。そのため、出会いを大切にし、友達に友達を紹介してもらったりと積極的に動くようにしました。学校から与えられる機会があれば積極的に参加をし、外部の交流会や勉強会等、個人的に探してみるのも良い方法だと思います。
今回留学を通して私には様々な国の友達ができました。この友達こそが私が得た大きなかけがえのない財産です。お互いの言語が分からないにもかかわらず韓国語でコミュニケーションがとれるということが、初めての経験で不思議で嬉しく思ったのをよく覚えています。1年間長くも短かった留学生活を振り返ってみると、自身の努力による確実な韓国語能力の成長と、多くの人との出会いによる人間的な成長がありました。この経験、成長こそ、これからの私を支え前押しする自信であり力です。
中島 裕香（2017年2月～2018年1月）
私はソウルの中心部からは少し離れたフェギ駅が最寄りのソウル市立大学に1年間交換留学をしてきました。
私の場合は、海外に行くことが初めてのことだったので、全てのことが新鮮で新しいことだらけでした。
ソウル市立大学の寮は‘生活館’と‘国際館’の2種類ありました。私がいた時は新しい寮を建設していたので今は増えているかもしれません。私の部屋は2人1部屋の‘生活館’でした。ベットと机と小さいクローゼットが2人分ある小さい部屋でした。1学期目は韓国人で次の学期はモンゴル人のルームメイトと生活しました。生活リズムがみんな違うので一緒の部屋で毎日生活するのに慣れるのには結構時間がかかり大変でした。
語学堂では色んな国の人と出会えました。語学堂での友達は留学が終わった今でも連絡を取り合ったり、日本に遊びにきてくれたり交流が続いています。
神田で基礎的な文法や単語、会話を一年勉強してから行きましたが、初めの頃は自分の言いたいことが全然話せなく、すごく落ち込んでいました。しかし語学堂でディスカッションや発表をたくさんこなして行く内に韓国語の実力がついてきて、それが毎日の勉強のモチベーションをあげてくれました。単語や文法の知識だけ知っていても、それを会話の中で使って自分のものにしないと上達しないということを実感しました。なので私は、実際に韓国に留学して語学力をアップさせることをオススメしたいです。
また、留学は語学だけでなくいろいろなことを吸収できるチャンスだと思うので少しでも留学したいという気持ちがあるなら挑戦してください！