高校生の皆さんへ

 

 

神田外語大学では「オープンキャンパス」といって高校生の皆さんと保護者の方向けにキャンパス内を見学して実際に大学の雰囲気を見ていただくことができます。

しかし学部もいろいろあります。アジア言語学科韓国語専攻ってどんな雰囲気だろう?と少しでも関心をもっている高校生の皆さんに韓国語専攻の紹介をします。

 

 韓国語専攻 平香織先生からのメッセージ

 

 韓国語専攻と言うと,韓国語の習得に目を向けられがちですが,決してそうではありません。文化や歴史,経済を含めた全般的な韓国の知識を得ることができるように授業が構成されています。語学は苦手だけれども,韓国の文化や歴史に関心があるという人もいるでしょう。語学に苦手意識を持っている人にとっては1, 2年次の韓国語の授業は少し大変に感じるかもしれません。また,韓国語を初めて学ぶ人たちは授業についていけるだろうか,韓国語が上達するだろうかと心配になるかもしれません。しかし,そんな心配は無用です。授業は少人数で行われているので質問もしやすく,発音の指導もしっかり受けることができます。予習・復習を行い,2年間で韓国語の基礎を固めてしまえば,3年次では授業の選択の幅が大きく広がるでしょう。

韓国語専攻の特徴の一つとして,韓国のドラマや映画といった映像資料の豊富さをあげることができます。200810月にオープンしたMULCには韓国関連のDVDがたくさん揃っており,自由に視聴することができます。また「韓国語映像翻訳法」や「韓国映像文化論」といった他ではなかなか学ぶことのできない映像に関する授業も開講されています。

 言語担当の立場から少しお話ししましょう。「韓国語」と言っても,通訳や翻訳,文学,韓国語教育など韓国語に関連する分野はたくさん存在します。もし「韓国語を使った仕事をしたい」と思っているならば,自分が就きたい職業を少しずつ絞っていき,その職業に就くために必要なものは何かを見つけましょう。また自分の性格,韓国語の能力を総合的に判断することが必要です。ちなみに私は「通訳」という仕事が自分に向いていないことを大学時代に知りました。通訳には瞬時の判断力,思い切りのよさが必要で,単語や助詞一つ一つに気を取られるような私の性格には不向きであることが分かったのです。(勿論,訓練によってそれを直すことはできるはずです。)

大学4年間で「私は韓国の○○について勉強した!」と胸を張って言えるものを韓国語専攻で見つけてみませんか。

 

 

 

 

よくある質問Q&A

 

1.韓国への留学は希望すればだれでも行けますか?

A.交換留学に関して神田外大は韓国の12大学と提携をしています。
これまで漢陽大学、慶煕大学、韓国外国語大学、蔚山大学、金剛大学、ソウル市立大学に毎年約15人の留学生を送ってきました。

2020年度からは、国民大学・崇実大学・嶺南大学との協定が始まり、2024年度からはソウル女子大学、中央大学、光云大学との協定が始まりました。

このことにより交換留学の枠が20人を超えることになりました。
一学年が60名ほどと考えれば、3分の1を超える学生が奨学金を最大30万支給され留学できるのですから、これほど留学に有利な大学はあまりないでしょう。
さらに、慶煕大学との間ではダブルディグリー(二重学位)制度(毎年3人派遣)を設けており、卒業時に神田外大と慶煕大の2つの卒業証書がもらえる制度もあります。

 

2.韓国芸能界に興味がありますが、映画やドラマなどを鑑賞することはできますか?また映像を扱う授業はありますか?

 A.神田外語大学で力を入れているのは、映像などを通した韓国語学習や韓国理解です。MULCという施設では、韓国映画のDVDを多数取り揃えています。

講義としては「韓国映像文化論T・U」、「韓国語映像翻訳法T・U」など、神田外大ならではの講義があります。
映画は昔でいう文学作品の肩代わりもしていますが、映像を通して韓国と接近が図れるのは神田外大をおいてありません。

3.7号館のMULCではどんなことができますか?

 A. 韓国語エリアにある韓国家屋(ハノク)には、語学専任の先生がいらっしゃいます。チャットタイム(会話時間)では学習アドバイスがいつでも受けられます。
また留学生と談話するスペースが設けられているほか、国内で入手できる映画のDVDを揃えていますので楽しみながら韓国語学習できます。ぜひ韓国体験をしに2MULCまでお越しください。

 

入試情報・資料請求・願書申込み等については、神田外語大学 受験生の方へ を参照してください。