授業名 言語学特殊研究
担当教員 長谷川 信子/HASEGAWA NOBUKO
授業内容

日本語と英語の様々な言語現象を、記述的一般化および、言語理論による説明と関わる形で考察・分析する。日本語と英語の表層的な違いに終始するのではなく、「言語」一般の体系の観点から日本語・英語の現象を観察し、それにより、教育文法や記述文法では得られなかった一般化や説明に至る道筋を示す。本講義で扱う具体的な文法現象に関しては、学期始めもしくは夏休みに掲示などによって知らせる。
本講義では、英語と日本語で、一方の言語の現象の観察と一般化をもとに、もう一方の言語での現象を考察するという方向で、さまざまな言語現象とそれらにまつわる疑問点を考察する。
本講義は、修士課程の「英日対照言語学(統語)」と講義は同内容であるが、博士後期課程の「言語学特論研究」として履修する限りは、評価において、「英日対照言語学(統語)」以上のレベルの高さが要求される。以下、評価の欄を参照のこと。

テキスト・
参考文献
詳しい文献リストについては学期始めまたは夏休み中に掲示などによって知らせる。
成績評価の方法

修士科目「英日対照言語学(統語)」のrequirementsに加え、講義で扱う各々の研究トピックについてオリジナルな研究論文を作成すること、および、関連論文についてもreview論文を作成すること。

注意事項
授業計画